オステオパシー考え方2。大阪・高槻のオステオパシー整体、マタニティ整体ならオステオパシーいざなぎへ

2024/08/20 ブログ

皆さんこんにちは!

 

あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪・高槻・茨木・枚方地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する整体院「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。

 

 

前回、当院で行なっているオステオパシー整体の考え方についてお話しさせていただきました。

今回はその第二弾です。

 

前回はいのちの持つチカラ、痛みをとったり症状を解決すると言う意味では「自然治癒力」となりますが、そのチカラが正常に働くには全てのものが正しい位置にあり、そのものの働きが正しく行われる事が必須であるとお伝えいたしました。

 

そして今回は体の全てを繋いでいるもののお話。

 

オステオパシーでは『身体は1つのユニットである』と言う考え方があります。

ユニットとは単元、集合体という意味がありますが、オステオパシーでは人の身体は骨、内臓、神経などの個々の構造物が集まった1つの単位のものとして捉えています。

 

それぞれの構造物が独立しているわけでは無く、それぞれが繋がりを持ち機能的にも関係性をもっているので1つのユニットとして考えているのです。

 

そして人間の全ての構造物は「膜」と言うものに包まれています。

わかりやすく言うと骨や内臓、筋肉などがサランラップの様なものに包まれていると想像して下さい。

その包んでいる膜は切れ目なく全ての構造物を繋げているのです。

さらにその膜は、繋がりのなかで1つひとつの細胞にまで繋がっていくのです。

 

その繋がりがあることによって全ての構造物は力学的に相互依存しあっているのです。

 

その意味は、ある構造物、例えば右側の膝下にある脛骨(けいこつ)と言う骨が捻れて正しい位置から逸脱したとします。

そうすると膜が繋がっているので捻れた脛骨が膜を引っ張りその膜をつたって右の骨盤の骨を引っ張ります。

引っ張られた骨盤は当然正しい位置を維持できなくなり、さらにその骨盤から繋がる膜を引っ張りその先にある肝臓を引っ張りさらに肝臓から繋がる膜を引っ張り、右の肩甲骨を引っ張ってしまい、結果として右肩の関節が動かす事が正常に行われなくなります。

その動かしにくくなった肩の関節を日常的に使い続けると当然無理がかかり結果として肩関節が痛くなると言うことになります。

 

そこで右肩が痛いから右肩を施術して痛みが引いたとしても、元々の膜の繋がりによる問題は消えていないので時間が経ってから肩の痛みが再発する事になるのです。

 

オステオパシーではその膜のつながりの影響を考え、原因と探し出し上記の例のケースでは右の脛骨の捻れからアプローチをして右肩に対して影響を起こした部分全ての問題を無くして行きます。

そうすると痛みをひかせていくチカラは患者さんの身体そのものから起こるので患部にアプローチをしなくても良い事もあるのです。

 

上記は一例でしたが、全身に繋がりがあり関係性を持っているのでどの様な症状であっても全身を評価していきます。

ですから様々な角度から症状を見ていくことができます。

 

さらにオステオパシーの『身体は1つのユニットである』と言う考え方は肉体のみでなく、「肉体」「心」「精神」も繋がりを持った1つのユニットとしても捉えていますので、肉体的な症状も「心」や「精神」の問題も含めアプローチしていきます。

 

症状の原因が離れたところにある、その様な事はとても多くあります。

 

辛い痛みやお悩みを解消し、更に再発しない身体になって楽しい毎日を過ごしませんか?

 

どんな事でもお気軽にご相談ください。

 

からだ治療院

オステオパシーいざなぎ

 

大阪府高槻市野見町4-39-101

 

オステオパシー整体

大人 初診 1時間 ¥11000