妊娠中(8ヵ月)のお腹の張りに対するオステオパシー整体(マタニティ整体)の治療例、高槻駅から12分、高槻市役所からすぐ
皆さんこんにちは。
あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山です。
今日は先日お越し頂いた患者さんのお話。
その方は妊娠8ヶ月でお腹の張りが強いためマタニティ整体を受けに来院されました。
妊娠初期の頃に一度マタニティ整体でお越しいただいて以来でした。
産婦人科にも勿論通院してはいましたが、どうしても張り止めの薬は服用したく無く何か方法はないかとの事でした。
まずその方を座った状態で身体を検査させて貰いました。
すると子宮が横に大きくなっていました。
妊娠8ヶ月では子宮は上(胸の方向)に大きくなる時期なのですが、上の方向に大きくなることができない何かが身体のどこかにある為、横に大きくなっていたのです。
それにより子宮が圧迫を受けた状態となりお腹が張ると言う症状が出ていました。
この様なことはよく起こります。
では、この患者さんでは何が子宮を正常な方向へ大きくする事を妨げていたのでしょうか。
さらに調べてみると、右の腎臓の位置が悪く、左の足首の骨の位置、両方の肺の動きの悪さが見つかりました。
検査して見つかった所に治療をするとその場でお腹の形が変わり、患者さんも実感していただき「ほんまに形が変わってる〜!」と驚いていました。
そして立ち上がってもらった時にお腹の張りも見てもらいましたが、それも全くなくなっていました。
妊娠をするとお腹つまりは子宮が大きくなるのは皆さん当たり前に分かることだと思います。
しかし子宮が大きくなるにしたがってそれに対応する様に各内臓も骨も動き、子宮が大きくなれる様にスペースをつくるのです。
またお腹が大きくなり前に出てくるので、姿勢も変わり体重の支え方が変わるので足の骨もそれに対応するために位置を変えていくのです。
その様して妊娠すると身体の全てのところは変化して行くのですが、それが適切な時期に上手く行われないと、つわりやお腹の張り、腰痛など様々な症状を引き起こしてしまうのです。
この様に当院では妊娠中の方に対して、身体がその周期に対応した状態になっているかを骨盤や背骨だけでなく内臓も含め全身をみて治療に当たります。
そうする事でお母さんとお腹の中の赤ちゃんにとっても健康な妊娠期間を過ごして頂くことが可能性になるだけでなく、安産にも繋がることになるのです。
それは人が本来もっている当たり前の力なので私が特別なパワーを持っていると言うわけでは無いのです。
その当たり前な健康な力を働きやすい様にしているのです。
この妊婦さんは臨月になったら症状が無くてもまた来ますとの事でした。
それまで穏やかな日々を過ごせることを願うばかりです。