不妊治療にオステオパシー整体(女性編)、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ

2019/11/29 妊婦・産後
不妊

皆さんこんにちは。

 

あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山です。

 

 

本日は不妊治療のお話。

結婚をし、子どもが欲しいと思ってもなかなかできない。

当事者、特に女性に取っては大きな不安を抱えることになることもあります。

不妊とはどの様なものなのか、オステオパシーの治療が不妊に対し有効なのか、そういったところを見ていきましょう。

不妊症(男性編)はこちらから

 

不妊とは

不妊症の原因(女性の場合)

不妊症に対するオステオパシー治療の考え方

実際に治療を受けた方の例

 

 

不妊とは

 

不妊とは、妊娠を望む男女が避妊をしていないにもかかわらず1年経っても妊娠の成立が無いことを一般的に言います。

ここで驚かれる方もいるかもしれません。

避妊せず妊娠を望んで3年経ってもできないぐらいが不妊症ではないかという認識もあるようですが、実は1年で不妊症とされます。

 

 

不妊症の原因(女性の場合)

 

不妊症の原因として女性の場合、身体の中で妊娠に関わる生殖器官(せいしょくきかん)という所が正常に働かず、問題がある時に起こります。

しかし、それらに問題がない場合もあります。

生殖器官とは、子宮、卵巣、卵管だけでなく、膣や脳のにある下垂体(かすいたい)、視床下部(ししょうかぶ)も含まれます。

それらの所に問題があったとしても痛みを伴わないこともあり、不妊症に気付かない事もあるのです。

 

主な不妊の原因として

・排卵因子:月経不順などにより排卵がうまくいかない。甲状腺(こうじょうせん)などの女性ホルモンを出す仕組みの異常によりなど。

 

・卵管因子:卵子を運ぶ卵管が捻じれていたり詰まっている、または子宮内膜症の影響により周囲の組織と癒着してしまい卵管に問題がある。

 

・子宮因子:子宮筋腫や内膜症、子宮の内膜と言う所の血流が良くないという子宮に問題がある。

 

・頸管(けいかん)因子:子宮の出口にある頸管に問題があり精子が子宮内に入り込めない。

 

・免疫因子:精子を異物と捉え攻撃してしまう。

などがあります。

それぞれに対して医療機関では検査をし治療法もあります。

 

しかし原因が分からない場合もあるのです。

 

その場合医療機関ではタイミング法、排卵誘発法、人工授精、体外受精いう順番に妊娠を補助するような方法があります。

不妊

不妊症に対するオステオパシー治療の考え方

 

当院で行うオステオパシーでは不妊症に対して、生殖器官はもちろん、身体全体が正常に働くように全身をみて問題のある所を正常に働くようにし、身体のすべてのものがお互いに協調し合い様々な機能が正常に働くようにすることで妊娠しにくい状態を改善する方向に導き妊娠への準備を行います。

 

全身的にもみながも妊娠に必要な部分である上記で説明した生殖器官、すなわち卵管や視床下部に影響を与えている物は無いか、子宮への血流に対して負担を与えてしまっている物は無いかなどを必ずチェックしていきます。

 

不妊は女性だけが原因でないことももちろんありますので、パートナーである男性にも治療を受けて頂く事もあります。

 

実際に治療を受けた方の例

 

30代 女性

 

5年間不妊に悩み色々と不妊治療を行い体外受精も数度行ってきたそうです。

それでも妊娠に至らず他に方法は無いかと知り合いの方のご紹介でご来院されました。

身体をみてみると、右側の肋骨の9番目と10番目が正常な位置に無く、それにより肺と心臓を入れている胸郭(きょうかく)と言う胸のエリアがとても硬く、呼吸も浅くなっていました。そして頭蓋骨も硬く骨盤周りも関節を含め筋肉や内臓や組織全体が硬い感じでした(これは血液を含め色々な液体の循環が悪い事を意味します)。

医療機関にて右側の卵管が捻じれている事を指摘され、治療もされたそうです。

 

治療はまず、右の9・10番の肋骨から始めました。ここが身体全体の様々な問題を引き起こす、又は正常に働くのを妨げているようなものになっていたからです。

肋骨の治療後、胸郭、骨盤周りを治療し、右の卵管、頭の所へと治療をしていきました。

 

その後、数回身体を調整していく中で無事妊娠がわかり、産婦人科へ通いながら当院でも妊娠中の身体の調整へと施術変わっていき、無事にご出産されました。

妊婦さんへのオステオパシー治療はこちらから

 

不妊は原因がはっきりわかれば治療方針も決まるので良いのですが、原因が分からない場合精神的なストレスが重なり本当につらくなることもあります。

 

私は男性なので本当の意味では女性の悩みまでは理解しきれないと思います。それでも少しでも多くの不妊に悩む方の手助けができればと思いこの治療法を選択し、それがその方の一つの道になればと思っております。

医療機関に通いながらの治療ももちろん可能なので、身体全体を含めたアプローチも取り入れてみてはいかかでしょうか。

 

不妊症でお悩みの方、是非ご相談下さい!

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