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2020/04/12 妊婦・産後
産後の体型戻し

皆さんこんにちは!

 

あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪・茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する整体院「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。

 

 

本日は出産後における体型の戻しのお話。

 

 

30代 女性

 

初産で、妊娠中から当院でのオステオパシー治療を受けられていて出産をしてから2か月後に産後の身体の状態をみてほしいとご来院されました。

 

出産後に腰痛が少し出ていたのと、疲労感が常にあり、少し胸の張りが強く感じ母乳の出が少し悪い感じがすると言うことでした。

 

お子様の授乳を2時間に一回はするので寝不足になるので疲労感はその面もあることも考えられました。

 

妊娠しそれに対応するために変化したものが出産後にどれくらい戻っていて何が戻っていないのかを骨盤だけでは無く背骨や内臓も含めて全身チェックしました。

 

それで見つかったのが

 

①右の腎臓の位置が正常な位置に戻っていない

 

②背骨の中から頭の骨の中で脳と脊髄神経を保護している硬膜というものが硬くなっている

 

③横隔膜(おうかくまく)という呼吸に関してとても大事な所がうまく機能していない

 

でした。

 

 

妊娠して子宮が大きくなってくる際に内臓は本来の位置から動くことによってスペースを作ることで子宮の妨げにならないようにするのですが、出産をすると元の位置に自然に戻ります。

 

しかしそれが元の位置に戻らないと出産後に様々な問題を引き起こすことにつながります。

 

①がそれでした。

 

②と③は分娩時の影響によって起こったものと考えられます。

 

 

検査で見つけた①~③に必要な治療を施し、2週間後にもう一度来院していただきました。

 

産後の体型戻し

 

前回の後からの変化を伺うと、

 

「腰の痛みはあの後すっかり無くなって全く気にもならない程です。

 

疲労感も前に比べたら全然マシになりました。

 

それより母乳の出がすごくよくなったのと、出産してから履けなくなっていたズボンがあの後するっと履けるようになりました!

 

体型が妊娠前とほぼ変わらないようになりました!

 

と言っていただけました。

 

腰の痛みは腎臓の位置が正しくなかったことにより腰の筋肉や関節に影響を与えていたのだろうと考えられます。

 

疲労感は身体全体が正常になり、また横隔膜の機能不全により呼吸が浅くなっていたものが深くできるようになったことから回復力が出てきたと考えられます。

 

母乳の出に関しては横隔膜が機能し呼吸が大きく深くできるようになり、それにより胸周りの肋骨の関節や筋肉が正常に働きだし循環が改善したことによる効果だと考えられます。

 

 

そして、出産後に履けなかったズボンが施術後に履けるようになり、体型が戻ったと言うことについて

 

先述しましたが、妊娠する事で子宮がどんどん大きくなりそれにあわせて内臓も動いていき身体全体が変化して出産を終えるとまた妊娠前の様に元に戻っていくというと言うことが起こらないと身体には様々な不調が起こる事があり、

 

今回のケースの場合、腎臓が元に戻っていない事や横隔膜の機能不全により呼吸が浅くなっていた事が循環不全を起こし、むくみに繋がったり代謝を落としている要因と考えられました。

 

 

産後に体型を戻したく運動や食事をする事はとても大事です。

 

それと合わせて身体の変化に合わせて調整すると言う事もとても効果があります。

 

 

産後の体型の戻りについてお悩みであれば一度ご相談下さい。

 

産後の体型戻し