シーバー病の治療にオステオパシー整体、高槻駅・高槻市駅から12分高槻市役所からすぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山です。
本日はシーバー病(踵骨骨端症)のお話。
シーバー病(踵骨骨端症)ってあまり聞きなれない名前ですよね。
シーバー病(踵骨骨端症)とは成長期の子どもによくみられる症状です。
今回はそんなシーバー病(踵骨骨端症)がどんなものなのか、そして当院で行うオステオパシーでどう治療していくのか等をみていきましょう!
目次
・シーバー病(踵骨骨端症)の症状と病態
・シーバー病(踵骨骨端症)に対するオステオパシー治療の考え
・実際に治療を受けた方の経過
・シーバー病(踵骨骨端症)の病態
シーバー病(踵骨骨端症・しょうこつこったんしょう)はセーバー病ともいわれ、10歳前後の男の子に多いとされるもので、かかとの部分が押すと痛みを感じたり、運動をした際に痛んだり、腫れがあることもあります。
また痛みを避けるためにつま先立ちのままで歩く事も見受けられます。
サッカーなど長時間走るスポーツをしている子に多いとされていますが、最近はスポーツをしていない女の子にも多くなっていきています。
成人のかかとの骨は一つのなのですが、成長期の子供のかかとの骨は大人の様に一つではなく端っこの部分で分かれていてその間に成長するために必要な軟骨があります。
かかとの骨にはアキレス腱というものが付着しており、運動時などに反復する、または持続したアキレス腱がかかとの骨を引っ張る力が軟骨の部分に働いて微細な損傷を起こす事があり、更に血流障害を起こし炎症が起こり痛みがでます。
最近では足に合わない靴を履く事により足の骨のアライメント(位置)が崩れることにより負担がかかり痛みを引き起こすことが多くなってきています。
その様な場合その子の足に合った靴を履く必要がありますし、靴の中敷きを合わせる必要もあり、そうすることで痛みを大きく改善する事ができるのです。
・シーバー病(踵骨骨端症)に対するオステオパシー治療の考え
当院で行うオステオパシー治療ではその様な病態・状態を理解した上で、アキレス腱の引っ張る負担がなぜかかとの骨だけにきてしまうのか、また回復する力が働かないのはなぜかを考え全身を見ていきます。
その上で治療の必要な所に適切な処置をしていきます。
治療だけでなくその子にあったの履き物を選ぶ必要があればこちらからアドバイスさせていただきますし、更に必要性に応じて足の為に必要なオーダーメイドで作成していただける専門の業者もご紹介させていただくこともできます。
・実際に治療を受けた方の経過
小学5年生 男の子
バスケットボールをしていて走る際にかかとに痛みがあり整形外科でシーバー病(踵骨骨端症)と診断されて当院に来院されました。
全身を検査したところ足首の骨のいくつかが正しい位置になく動きも悪くなっていたためにかかとの部分に負担が来ていました。さらに背骨の何か所かが正常な状態になく結果として呼吸も浅くなり痛みのある所への血液の供給がうまくいっていない状態でした。
足首や背骨から治療を始め、その他にも必要な処置をしました。
痛みの度合いは一度目からの治療で減少しましたが、本格的に痛みがなくバスケットボールをプレーできるようになるまでは4回ほど治療をさせていていただいた後でした。
シーバー病(踵骨骨端症)は激痛ではないケースが多いのでそのまま見過ごされがちですが、全身的な問題もあることもありますので他の事にもつながる事もありますのでしっかりと治療する事ををお勧めいたします。
お子様で転倒やケガをしたわではないのに足の原因不明の痛み訴える事がありましたら是非一度ご相談下さい。