野球肘の治療にオステオパシー整体、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ

2020/01/19 症状別カテゴリ
野球肘

皆さんこんにちは!

 

あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。

 

本日は野球肘のお話。

 

野球の投球動作の時などに肘が痛む事をいいますが、痛みが出ると練習も休まなければならず、これが原因で満足のいくプレー生活を送れなかったり、プレーする事自体を諦めなければならない方もいらっしゃいます。

 

その様な怪我に対しオステオパシーが有効なのかという所を見ていきましょう。

 

 

野球肘の病態

野球肘に対するオステオパシーの考え

実際に治療を受けた方の例

 

 

 

野球肘の病態

 

まず野球肘とは、先程も簡単にお話しましたが、投球動作時により肘を痛めるスポーツ障害の総称になります。

投球動作時にかかる肘への負担が蓄積され肘の内側または外側、そして後方に発症します。

 

野球肘は種類分けができ、内側型、外側型、後方型と分けられ、さらにその中にかなり多くのものがあるのです。

・上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘)

・上腕骨内側上顆裂離

・上腕骨内側上顆骨端線閉鎖不全

・上腕骨内側上顆骨端線離開

・内側側副靱帯損傷

・回内屈筋群の障害(疲労、肉離れ)

・尺骨神経障害

・離断性骨軟骨炎(上腕骨小頭障害)

・滑膜ひだ傷害

・肘頭骨端線閉鎖不全

・肘頭疲労骨折

・肘頭骨棘骨折

・後方インピンジメント

等々、ずらっとこれだけのものがあるのです。

この中でも野球肘には内側型が最も多くなります。

 

痛みが出ても練習を休み安静にしていれば引くこともありますが、また練習を再開すると痛み出すというケースも中にはあります。

酷い例では、悪化していき手術となるケースもあります。

 

 

野球肘

 

野球肘に対するオステオパシーの考え

 

その様な野球肘に対して当院で行うオステオパシーでは、投球動作において肘や肩に負担はかかるのはもちろんなのですが、その中でもなぜ痛みが出て、そして痛みを修復していくことができない状況になっているのかを身体全体から考えていきます。

さらに投球フォームが影響して無いかなども考慮していきます。

 

そうして体の中から問題のある箇所に対して適切な施術をし、患者さん自身の治癒力を働くようにして症状の改善を計ります。

実際に投球動作をしてもらったり、練習で投げてもらったりして痛みは無いかもみていきます。

 

他の症状でも同じなのですが、痛みや症状のある所は他の部分からの影響や、他の部分を補う様にして無理をして負担のかかってしまった結果で起こることがとても多いのです。

今までで野球肘をみてきた中では、絶対的に決まっているわけではありませんが特に股関節に問題のある患者さんがとても多いです。

股関節がうまく使えないが故にその代償が色々な所に及び結果として肘に一番負担がくるようです。

 

実際に治療を受けた方の例

 

12歳 男の子

 

野球でのポジションはキャッチャーでした。

練習中に段々と肘に痛みを感じていいて、それを庇う様にしていたら肩が次は投球時に痛みが出るようになり来院されました。

 

全身をみて、身体の使い方も見させていただいて問題は右の股関節と右足首、さらに右の股関節から骨盤そしてそこからつながる内臓へのつながりの方さがあり、背骨と頭蓋骨にも問題がありました。

 

それらに対して適切な施術をし、治療後には検査をしても痛みが出なかったので軽く練習を再開してもらい1週間後に再来院していただきました。

その際に、練習で投げた時に前ほどの痛みは無くなったが全力で投げるとほんの少しだけ痛みが残っていたとの事でしたので再度検査して治療の必要な所に施術しました。

その後、練習や試合で痛みは全くなくなりと体の状態も見たうえで結果的に3回で完治となり当院は卒業となり普通にプレーできるようになりました。

 

実は私自身も高校時代に野球をしていてこの症状に悩まされました。

プレーを思うようにできない辛さは出来るなら味わってほしくないし、できる限り早く復帰して楽しく全力で現役生活を送ってほしと思っております。

その為に今の治療法を選択したのもあります。

 

野球肘でお悩みの方、是非当院にご相談下さい!

野球肘