ドケルバン病(手首の親指側の腱鞘炎)の治療にオステオパシー整体、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所からすぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。
1年前の今日、1月26日は昨年にテニスの全豪オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝した日です。
その後WTA世界ランク1位になりました。
日本人としてとても誇らしく、うれしい瞬間でしたね!
さて本日はドケルバン病のお話。
何それ?聞いた事無い!
......一般的にはそうですよね。
ドケルバン病とは、腱鞘炎の一種です。
腱鞘炎と言えば、使うたびに痛くて日常生活動作が上手く行えないのでとても困ります。
しかも治りもなかなかよくない方もいらっしゃいます。
そのようなドケルバン病という腱鞘炎についてオステオパシー整体は有効なのかどうか見ていきましょう。
・ドケルバン病(腱鞘炎)の症状と病態
・ドケルバン病(腱鞘炎)に対するオステオパシーの考え
・実際に治療を受けた方の例
・ドケルバン病(腱鞘炎)の症状と病態
まずドケルバン病とは腱鞘炎の一種で、手首の親指側の所にある腱鞘(けんしょう)を通る腱に炎症が起こるものをいいます。
手を大きくパーにしてもらうと親指の外側に二本のひものようなものが触れます。
その内の親指側の方に
①短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん):親指を伸ばす働きをする
②長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん):親指を外に持っていく働きをする
と言われるものが2つの腱があります。
それらは手首のところで腱鞘というトンネルの様なものの中を通過します。
①と②の腱が使いすぎなどにの負荷により腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷み炎症を起こし腱鞘炎となります。
日常生活で手、特に親指をよく使う方に多く、実は妊娠中や産後の方にもかなり多い症状なのです。
男性よりも女性の方が多く生じます。
日常生活に置いて手は必ず使うのでなかなか休めることができず、痛いのを我慢して使うことにより治りも遅くなってしまいます。また再発も良くします。
この症状には特有のテスト(検査)があるので(フィンケルシュタインテストと言います)見分けはしやすいです。
・ドケルバン病(腱鞘炎)に対するオステオパシーの考え
その様なドケルバン病(腱鞘炎)に対して当院で行うオステオパシーでは、なぜそれらの腱に炎症が起きてしまうのか、更に、炎症が引かない理由は何なのかを全身で考えていきます。
他の方と同じように仕事などで使っているのに自分だけ症状が出るということがありますよね?
逆を言えば手をよく使う仕事をしていると必ず腱鞘炎にならないといけないですね。
でも何も症状なく過ごせる方もいらっしゃるわけです。
そこには個人個人の身体の違いが存在します。
そこを理解してその方の身体のどこに問題があって手首の腱や腱鞘に負担をかけてしまう状況になっているのか、更には、血液の供給や排液の通路に邪魔をしている物は無いかも考え、探します。
血液の循環が正しくなることで回復も早まりますし、様々な正常な効果を期待できるからです。
その様な考えでもって検査をしみつけた所に適切な治療を施します。
症状のある箇所を直接治療することももちろんあります。
・実際に治療を受けた方の例
50代女性
細かい作業をしたり重いものをもって手首を返すなどの動作がとても多い仕事をされていました。
来院された時には手を握る動作で痛みが出る状況にまでなっていました。
問診を終え、身体の検査をしたところ過去にした虫垂炎(盲腸)の手術の痕が色々な所を引っ張り身体のバランを変えてしまっていました。
そこの影響を受け、背骨が数か所(その中に腕に行く血管を支配している神経と関係のある所もありました)と肝臓も動きが悪くなっていました。
見つかったところに適切な処置を施し、治療後に変化を見た所、握った時の痛みは無くなりました。
ドケルバン病の特有のテストでは少しいたみは残りましたが、そのまま1回目の治療は終わりとしました。
その後、仕事の動作により少し症状が戻ることはありましたが合計で5回の施術で痛みもほとんどなくなり仕事をしていても、日常生活動作に置いても症状は出なくなりました。(もちろんドケルバン病のテストも痛みは出なくなりました!)
この他にも、当院では多くの妊婦さんにご来院いただいているのですが。
その中にも同様の症状があり(妊娠中、産後の両方のケースであります)その方々にもとてもよい結果を体感していただいております。
※妊婦さんには妊婦さんの身体に適した専門の治療・サポートが必要ですし、当院では行っております。
ドケルバン病(腱鞘炎)でお悩みの方、また色々な事をためしてみたけどなかなかよくならないという方、是非当院にご相談下さい!