大阪、高槻でばね指(弾発指)の治療にオステオパシー整体、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所からすぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。
本日は、ばね指(弾発指)のお話。
朝起きて手を握る動作をしてから開こうとすると痛い、指が曲がったままで伸ばしたり開けず、ポンと跳ねるように伸びてしまう。
その様なつらい症状のばね指(弾発指)とはどの様なものなのか、またその様な症状がオステオパシーという治療が効果があるのか見ていきましょう。
・ばね指(弾発指)の症状と病態
・ばね指(弾発指)に対するオステオパシーの考え
・実際に治療を受けた方の例
・ばね指(弾発指)の症状と病態
ばね指とは、指を曲げるための腱が炎症を起こし痛みが出る腱鞘炎(けんしょうえん)の一種です。
指を曲げるために必要な腱(屈筋腱・くっきんけんと言います)が指の曲げる側、手のひら側に通っています。
そしてそれらが通り道で浮き上がらないように押さえている腱鞘(けんしょう)があり、屈筋腱はその腱鞘の中を通過します。
その屈筋腱と腱鞘が使いすぎなどにより炎症を起こし腱鞘が狭くなったり、腱の一部が肥厚したりします。
さらに、指を曲げた状態から伸ばす際に、肥厚した腱の一部が腱鞘を通過するのですが、肥厚しているためにうまく通過できず引っかかってしまい伸ばすことができず、突然通過して跳ねるように指が伸びるばね現象(弾発現象)が生じます。
これをばね指(弾発指 )と呼びます。
朝方に症状が良く出て、日中になると軽減することもあり、手のひらに肥厚した腱の腫瘤(しこりの様なもの)を触れることがあります。
更年期の女性に多く見られ、実は妊娠中や出産後の女性にも多く見られるのです。
手を使うことによって引き起こされたとされているので、日常的に手を使わないと言うことは難しく、なかなか痛みがひきづらく、悪化もしやすいのも特徴です。
一般的には注射をして(ステロイド)症状を押さえたり、、場合によっては手術も行うこともあります。
・ばね指(弾発指)に対するオステオパシーの考え
当院で行うオステオパシーではその様なばね指(弾発指)に対して、腱鞘炎になったのは何故か、どうしてばね指を起こした腱に負担がかかったのか、体の回復力で炎症が引かないのは何故か、などをみていきます。
同じ様に仕事や家事をして手を使っていても10本ある指で1つの指に症状が出ると言う事は、そこだけを使う様な使い方に身体がなっていて、その部分に負担が掛かり続けていると言う事が考えられます。
更に、同じ症状でも人によって今までに受けてきた怪我や手術、食べてきた食べ物も違うので原因は変わる事もあるので全身的にみていきます。
骨がズレてその腱に負担をかけるような形になっているかもしれないし、筋膜が問題となっているかもしれないし、ズレた骨に繋がっている内臓がその骨を引っ張っているかもしれないし…など身体は全てが繋がり影響しあっているので何が問題となっているかを見極めて行かなければなりません。
その上で問題となっているところに治療を施していき正常な状態に持っていきます。
そうする事で身体が正常に働き、痛みが無くなっていき、更にその腱にだけ負担のかかる状態が無くなるので再発も防ぐ事ができるのです。
・実際に治療を受けた方の例
50代 女性
利き手では無い方の手の中指が朝起きた時に握ったまま開く事ができずに、力を入れて開こうとすると跳ねるようにして伸びるばね指特有の症状が出ていました。
さらに日中も手を握っても痛みがあり、中指の付け根の手のひらの部分にしこりのようなものがあり、そこを触るといたみがありました。
問診をし、身体を検査したところ、骨盤の間にある仙骨(せんこつ)と言う骨の位置異常と、背骨の胸椎(きょうつい)に問題があり、それに関連する肋骨も問題を起こしていました。
それらに施術をし、正常な状態にしてさらに症状のある側の手や腕をみて血液の循環に対する問題を取り除いていきました。
治療後に変化を見てもらうと、握った際にあった痛みは大幅に減少し、強く握って開く際の引っ掛かりもほとんど消えていました。
1週間後に再来院していただいた際にそれまでの経過を伺ったところ、朝起きての伸びなくて引っかかるばね現象が全くでなくなっていたそうです。
その後、仕事を続けながら6回程通院していただいて終了となりました。
腱鞘炎は使うことで悪化や再発を招いてしまいますが、手は使わない事には生活ができなのでとてもつらい悩みになってしまいますが、身体を治療し、負担のかかり方を但すことで日常的に使いながらでも症状は取れていくのです。
ばね指(弾発指)でお悩みの方、是非ご相談下さい!