大阪・高槻で肋間神経痛の治療にオステオパシー整体、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪・茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。
本日は肋間神経痛のお話。
脇腹や胸、背中に痛みが出てつらい、場合によっては腹部にまで痛みが及ぶ、そんな肋間神経痛とは何なのか、オステオパシーという治療が有効なのか見ていきましょう。
・肋間神経痛の病態と症状
・肋間神経痛に対するオステオパシーの考え
・実際に治療を受けた方の例
・肋間神経痛の病態と症状
肋間神経痛とはまず疾患名ではないです(病名ではない)。肋骨に沿ってある神経を肋間神経と呼び、その肋間神経が何らかの問題により痛みを起こしてしまう症状の事を言います。
肋間神経は背骨の胸椎(きょうつい)と言う所から左右に出て肋骨に沿って行きます。その肋間神経が何かによって圧迫されたり影響を受ける事で神経が傷み神経痛を起こすのです。
胸椎は12個あるので肋間神経は左右計24個あり、その中でも5~9番目の神経に肋間神経が多く生じ、特殊な場合を除き左右どちらか一方に発症します。
痛みの出る範囲は背中から脇腹にかけて、胸の前の所や腹部もそして稀に足のつけ根の所まで出る事があります。
肋間神経には明らかな原因のある「症候性肋間神経痛」と、明らかな原因がない「特発性肋間神経痛」があります。
症候性肋間神経痛の原因は胸椎椎間板ヘルニア・脊椎腫瘍など脊椎(背骨)に問題のあるものや、脊椎や肋骨自体の位置異常により肋間神経を圧迫してしまうことであったりします。上半身を捻ったり動かしたりすると痛みが誘発されることがあり、息が出来ないくらいひどく痛むときがあります。
また帯状疱疹(たいじょうほうしん)が胸部に発生すると肋間神経痛を引き起こします。
過度のストレスによっても肋間神経痛は引き起こされる事もあります。
・肋間神経痛に対するオステオパシーの考え
その様な肋間神経痛に対して当院で行うオステオパシーでは、まず肋間神経が何によって圧迫や影響を受けてしまっているのかを見極め、更にその原因のものが他からの影響や負担を受けていないかを身体のつながりで見ていきます。
胸椎や肋骨がずれてしまい肋間神経を圧迫しているかもしれないし、筋肉や筋膜が肋間神経にストレスを与えているかもしれないし、または胸膜という胸の中にあるものが問題かもしれません。
そしてそれらのものが他からの負担や影響を受けてそうなってしまっていることもあるので更に広く身体をみていきます。
例えば、胸椎のズレが、過去の右足首の捻挫により不安定になった足を庇う様になり骨盤がズレその影響で脊柱(背骨)全体が傾きその中の胸椎が肋間神経に対し悪影響を及ぼし肋間神経痛を引き起こしてしまうと言うこともあるのです。
その場合、胸椎だけを治療しても一時的にしか症状が良くならず、また再発してしまうことにもなります。
この様にしてオステオパシーでは肋間神経痛に対して、症状に関連した所から身体のつながりも含め身体全体をみていきます。
・実際に治療を受けた方の例
30代 男性
来院時、片側の8番目の肋骨に沿って背中から脇腹にかけてのピリピリとした痛みで、体をある方向に捻ると痛みが増し、その痛みが突然襲ってくるので生活も仕事にも支障が出ていたとの事で来院されました。
仕事が忙しくストレスがとてもかかっている事も肋間神経痛を引き起こす一つの要因になっていましたが、身体をみさせていただいたところ、過去にスポーツをしていた際に膝の靭帯を損傷した事があり、その膝が捻れた状態で動きが悪く、それを同じ側の股関節が庇う事により片側の股関節と骨盤が負担がかかった状態となり結果的に背骨の歪みを引き起こしていました。
それが8番目の胸椎のズレを引き起こしその胸椎と繋がる片方の8番目の肋骨位置異常を引き起こし肋間神経痛の原因となっていました。
身体がその様な状態なので回復力がうまく働かず、抵抗力も落ち、仕事でかかってくるストレスを受け流したり対応することができずストレスが溜まってしまいさらに抵抗力が落ち自律神経の不調を引き起こし肋間神経痛のもう一つの原因ともなっていました。
治療は膝から始め、骨盤部、胸椎、肋骨と進めていき正常な状態に持っていきました。
その方は3回の施術で肋間神経痛は全て消失し、再発したくないとの事で月に一度身体をメンテナンスして欲しいと通っていただいております。
仕事の疲労感が残りにくくなり、朝起きるのも楽だと仰って頂きました。
肋間神経痛でお悩みの方、身体全体から見直してみませんか?
是非、ご相談下さい。