膝にたまる水を注射で抜かずに治療、オステオパシー整体 大阪、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪・茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する整体院「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。
本日は膝に水が溜まり腫れる事に対する治療のお話。
膝に水がたまるとは分かりやすく言うと膝が腫れていると言うことです。
運動中に過度に膝に負担がいくなどで膝の関節や周辺に水の様なものが溜まり腫れることで診断を受ける事が追いものです。
スポーツの際に起こることもありますが、加齢によることで起こることが多いそうですが膝に水が溜まると注射でその水を抜くことが一般的な整形外科で行われる処置の一つです。
余分に溜まった水を注射で抜くことによ腫れを無くし膝の症状を解決しようという手法です。
まず膝に水が溜まるのはもともと関節内にある液体が炎症により増えることにより溜まったようになり腫れて痛みや重ダルさなどの様々な症状を引きこします。
その水は本来の働きを失っているのですが、炎症が収まると自然と吸収されていきます。
しかしそれが吸収されないと長期にわたって膝の症状が続きます。
当院で行っているオステオパシー整体では膝に水が溜まっている状態に対して、なぜその溜まった水が吸収されないのか、吸収する能力、ルートが正常に働いていないのはなぜなのかと考えその原因を身体全体から探し治療を施します。
炎症が起こり関節の液体が増えること自体も正常な本能の一つなのですが、それと同時に吸収する能力も正常に働かなくてはいけないのです。
もちろん、膝に炎症が起こる原因もあるのでそこも解決していかないケースもあります。
50代 女性
片側の膝の痛みから始まりその後、両膝の腫れにつながり病院にて注射で水を抜く治療を4ヶ月ほど続けてもなかなか変化が無いという中で当院をお知りになり来院されました。
注射で抜いたもらった後は少し症状がマシになるのですが翌日から腫れが戻り症状も同じように出るとの事でした。
膝に初めに痛みの症状が出た問題も考慮しつつ、溜まった水を吸収しない原因を探りました。
そうすると骨盤の前の恥骨(ちこつ)の部分の骨やその周辺の組織がとても硬く動きもとても少なくなっていました。
そこには、お腹の所から下肢へと行くとても大事な大きな血管があり、それに対して影響を与えてしまっている状態でした。
そこ以外にも背骨の中で腰椎(ようつい、腰骨)と胸椎(きょうつい、背中当たりの背骨)のつなぎ目のところが数か所関節が問題を起こしていました、それにより横隔膜(おうかくまく)という呼吸に影響するところにも動きの悪さが出ていました。
その横隔膜が機能しにくくなていたことによりそこにつながっている肝臓も引っ張られお腹の循環も悪くなっていました。
そうしたものの影響で結果として下肢の循環の悪さを作り上げていたようです。
その状態では回復する力も上手く出せません。
見つかったところすべてに治療を施しました。
治療後に立っていただくと、立ち上がる際に痛くて立ち上がりにくかったのがなくなり屈伸もできるようになっていました。
その一回目以降、膝に水が溜まるのが日に日に無くなっていき注射で抜く必要が無くなったと仰っていました。
その後2か月ほどで治療は終わりとなりました。
膝に水がたまることがとても悪いかのように思われがちですが、それ自体は正常な機能の一つであり、それと同時に吸収するというすなわち循環が正常に行われていると膝の腫れは自然となくなっていくものなのです。
人の身体というものは本当によくできていますね。