歯列矯正が及ぼす身体の症状!?高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ、オステオパシー整体

2020/01/23 治療
歯列矯正

皆さんこんにちは!

 

あなたの痛みやお悩み、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪、茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する、「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。

 

さて本日は歯列矯正が影響して起こる身体の症状のお話。

 

ん……?

歯列矯正をして身体に痛みとか何か症状が出てしまうの?

そうなんです。

それは絶対にではないのですが、歯列矯正をされた方で様々な症状が出る人がいます。

歯列矯正をしている最中でも出ますし、歯列矯正が終わってから年数が経ってもその影響を受けた症状もあります。

 

 

歯列矯正とそれが身体に及ぼす影響

実際に治療を受けた方の例

 

 

 

歯列矯正とそれが身体に及ぼす影響

 

歯列矯正とは、歯列(歯並び)の不正を治す事をいいます。

子どもから大人まで適応があります。

審美的な意味でも機能的な意味でもとても必要です。

私は本当に必要な場合、歯列矯正が決して間違っているとは思っていません。

 

矯正の方法も不正の状況などにより様々あります。

しかし、どの様な矯正であっても場合により上顎や下顎、そして歯の動きを抑えてしまいその結果として様々な症状(頭痛、肩こり、腰痛、原因不明の痛み・不調など)を引き起こす原因となってしまうのです。

 

......ますますわからなないですよね?

 

では何故そうなってしまうのかを説明していきましょう。

 

まず歯列の不正がある全ての歯を良い位置持っていく事はとても大きな力がかかります。

それを長い期間をかけて行っていく事でその大きな力が歯や歯と顎の骨の間に蓄積していきます。

 

ここで、歯の一本一本は抜くことができるのはご存じですね?

と言うことは歯は顎の骨にガチガチに固められているわけではなくてわずかに動く事ができるのが正常なのです。(だこらこそ歯列矯正で正しい位置に持ってこれるわけですね!)

 

更に上顎の骨は左右一つずつあります。

そこにはほんのわずかな可動性(動き)があるとオステオパシーでは考えています。

 

そして下顎の骨も一つではありますがわずかな弾力性やたわみなどがあります。

歯列矯正

 

それらのわずかな動きが実は歯列矯正時のかかってくる力によって固めれ止められてしまうのです。(完全に止められるわけではないです、更に歯列矯正をすると必ずこれが起こるというわけではありません!

 

そうやってわずかな動きが止められてしまうと、日常的に行う行動すべてが上手く行えず他に負担をかけてしまうのです。

 

一つの例を出すと

ものを食べる際にする咀嚼、この時に先程説明したわずかな動きがあることによって多少のクッション性があったり、一か所に力がたまらずに済みます。

それがわずかな動きが無いことによってクッション性が無くなる分を他の顔の骨や頭の骨で受けてしまいます。

それによっていつも以上に負担のかかるところがでてきてそこが何かしらの症状が出たり、そこと繋がりのあるさらなるところにまた影響や負担が及ぶのです。

身体はすべて繋がり関係しあうので歯で受けた問題が時間を経て離れた腰などに症状が出るのはこのようなメカニズムもあるのです。

 

そうやって考えると歯列矯正って悪いものではないのか、と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし歯列の不正でものがうまく噛めないや、見た目的にとてもよくない場合などには必要なものでもあるのです。

歯列不正により虫歯になりやすくなることもあるそうです。

なので何度も言いますが、私は絶対的に歯列矯正に反対しているわけではありません。

 

ただ、矯正をする際にかかる力でそのような影響が起こることがあると言うことなのです。

歯列矯正

 

実際に治療を受けた方の例

 

高校生で、腰が授業中に座りっぱなしが痛くて辛く、吹奏楽をクラブでしていて、その際の座り姿勢もつらい方がいました。

問診をした際に現在歯列矯正中と言うことで、それから検査をし歯列矯正の影響はあったのですがまだ外せないのでそのまま治療し、2回目の来院の際に聞くと、治療後に腰痛はマシになっていったのですが、日にちが経つとまた痛くなってくると言うことでした。

そこでいつ歯列矯正の治療が終わり外せるのか聞くと翌月で丁度終わるとの事でしたので、それまでは出来る調整をしながら様子を見て、矯正を外して治療をすると一度で全くの痛みもなくなり、座ることも苦痛なくできるようになりました。

 

他にも子どものころに歯列矯正をした経験のある方で、成人してからずっと続いていたひどい頭痛が歯列矯正後の影響を治療する事で全く頭痛も無くなったりと、その様な方はたくさんおられます。

 

また現在歯列矯正をしながら定期的に身体も含めての治療に通われている方もいらっしゃいます。

その場合は進行中の矯正と上手く身体を適応するように行うことで、矯正の影響により起こる症状を未然に防ぐことをしています。

 

過去に歯列矯正をした方で現在何か症状がおありの方、矯正を進行中で上記のような心配がある方、またこれから矯正をお考えの方、是非当院にご相談下さい!