肘の痛みの原因が昔の骨折から? 大阪・高槻でオステオパシー治療の整体院、高槻駅・高槻市駅から12分、高槻市役所すぐ
皆さんこんにちは!
あなたの痛みやお悩み、お産のサポート、妊婦さんや赤ちゃんの専門治療まで、大阪・茨木・高槻の北摂地域でアメリカ生まれのオステオパシーで治療する整体院「オステオパシー いざなぎ」 院長の東山(とうやま)です。
今日は先日来院された方のお話。
50代 女性
片側の肘がものを掴んだり、雑巾を絞るのが痛くなり他の医院に受診され2ヶ月ほどが経っても症状が平行線だったのでお知り合いの方からのご紹介で来院されました。
来院時の症状は手首を曲げたり伸ばす際に肘に痛みがあり少し腫れもある様でした。
以前通われていたところでレントゲンにて骨には異常が無かったそうなのと、血液検査もされリウマチの可能性も無いとの事でした。
問診をさていただき、身体全体を検査し大きく3カ所治療すべき所が見つかりました。
一つは背中のちょうど心臓の高さ辺りの背骨の関節が動き負が悪く硬くなり位置がずれていました。
その部分から出ている神経が腕に行く動脈に対して指令を送っており、位置がずれてしまった骨の影響でその神経が刺激され続けている状態になりその結果として腕の動脈に対し上手く神経の指令が働かず、正しく血液が行きにくくなり循環が悪くなって痛みの回復が起こらないと言うこととが起こっていたと考えられました。
もう一つは頭の骨と首の骨のところの関節が圧縮されていて、それ引っ張られる事により頭の骨の中から背骨の中全体が硬くなってしまい上記の背骨のずれを自分の力で戻す事を妨げ悪い状態を維持してしまう様になっていました。
最後のものは、片側の足のスネの外側の骨の固さでした。
足の膝下には2本骨があり、大きく体重を支える骨が脛骨(けいこつ)と言う所謂スネの骨と、その外側にある腓骨(ひこつ)があります。
その腓骨がとても固く、少し位置もおかしくなっていました。
問診時に10年前にその骨を骨折した事があると聞いておりその時の問題が今に影響していました。
そこの部分が上記の2つの問題に対して大きく影響していて、今回の中で一番大きな問題であり、一番に治療すべき所でした。
その骨折したところから治療を始め、残りの二つも治療し終えた後に症状の変化を見ていただくと
手首を動かしても肘には全く痛みはなくなっていました。
その後、痛みが戻らないかをみる為に何度か来院していただく中で他の症状やきになるところもみて欲しいと言われましたが、肘の痛みは3〜4回目の来院時は全く戻らなくなっていました。
痛みや症状があるとその部分が悪いと捉えがちですが
なぜそこにその問題が起こったのか
なぜ回復する事ができないのかを
筋肉や骨だけでなく
神経の働きや血液の循環が正しく行われているかなどの働きや
身体の全てのつながりを考える事で解決の糸口が見つかるのです。
そうして身体が正常に働ける様になれば驚くほどの力で自分の中にある症状や問題を改善してくれるのです。
偉大なる治療者は皆さん自身の身体の中に存在しているのです。